シンポジウムは終了いたしました。
予稿集の購入希望者は、事務局までお問い合わせください。
日 時: 2002年12月5日(木)・6日(金)
場 所: 日本科学未来館(東京都江東区青海2-41)
主 催 エコデザイン学会連合(幹事団体:エコデザイン推進機構)
共 催 科学技術振興事業団日本科学未来館、(社)産業環境管理協会
■ エコデザイン2002ジャパンシンポジウム概要
国際会議“EcoDesign”の翌年に開催されるエコデザインジャパンは、総合的な環境対応手法“エコデザイン”の国内への普及を目的としたシンポジュウムです。今回、第3
回目のシンポジュウムを、90件を超える一般講演に2つの特別講演を加えて開催することとなりました。
今回のシンポジュウムでは、エコデザインを産業競争力向上や企業体質改善に結びつけようという試みに焦点をあてます。
第一は、IT(情報技術) 社会のエコデザインによる、IT 産業の国際競争力向上を目指した活動です。ITの社会への適切な普及は、温暖化防止や廃棄物問題の解決に極めて有効だと期待されています。IT
の環境へのインパクトの全体像を、IT 活用による国内のCO2 排出削減量の試算を含めて議論するセッションを設けました。また“気候変動に関する政府間パネル”の主要メンバーである森田恒幸氏に(国立環境研究所)、温暖化防止の最新動向や、温暖化防止と経済発展を両立させる施策について講演していただきます。
第二は、環境問題への対応を通じて、企業体質の改善や事業競争力の向上を図ろうという取組みです。明確なコンセプトと戦略に立脚した環境対応は、事業活動のムダ排除や、企業が提供する製品やサービスに新たな付加価値を生み、結果として企業の競争力強化につながると言われています。このような環境対応を進める上で必要不可欠な評価指標を議論するセッションを設けました。このセッションでは、現在、電気・電子産業8社で検討されている環境経営指標と、日本学術会議生産システム学専門委員会で議論されている評価指標の発表が行われます。また社長時代に富士ゼロックスのリユース事業の実現に取組まれた宮原明氏をお迎えして、事業競争力向上につながる環境対応について講演をいただきます。
この他に、エコデザイン学会連合のメンバーである、(社)精密工学会と(社)プラスチック成形加工学会によるオーガナイズドセッションでは、各分野での最新の研究発表が行われます。
エコデザインに関する多様な議論の中から、今後の技術開発や環境対策のヒントを得るよい機会ですので、ぜひご参加いただきますようお願い申しあげます。
シンポジウム実行委員長 | 藤本 淳 |
シンポジウムプログラム委員長 | 梅田 靖 |
エコデザイン学会連合運営協議会委員長 | 古川 勇二 |
特別講演 1
12月5日 13:20-14:20
地球温暖化防止と経済発展
森田恒幸氏
国立環境研究所社会環境システム領域長 (地球温暖化研究プロジェクトリーダー兼務)
気候変動に関する政府間パネル"の主要メンバーで、地球温暖化問題の第一人者の立場から、温暖化防止の最新の現状と展望を述べる。
特別講演 2
12月6日 11:30-12:30
環境問題は企業変革の宝庫
- なぜ、富士ゼロックスは環境問題に真っ先に取り組んだか-
宮原 明 氏
富士ゼロックス 相談役
社長時代に富士ゼロックスのリユース事業に取組んだ経験をもとに、企業経営の立場から環境対応の意義を述べる。
プログラム
第1日目 12月5日(木)
A会場 みらいCANホール |
B会場 第2会議室 |
C会場 第1会議室 |
D会場 イノベーションホール |
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10:20-10:40 | A-1 エコデザイン推進機構 オーガナイズドセッション ITと環境(1) ITアプリケーションの 環境負荷評価 |
D-1 生産/廃棄プロセスの 環境負荷評価 |
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10:40-11:00 | C-1 精密工学会 オーガナイズドセッション ライフサイクル シミュレーション(1) |
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11:00-11:20 | B-1 プラスチック成形加工学会 オーガナイズドセッション 環境と材料(1) リサイクル技術 |
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11:20-11:40 | ||||
11:40-12:00 | ||||
12:00-12:20 | ||||
12:20-12:40 | 昼 食 | |||
12:40-13:00 | ||||
13:00-13:20 | ||||
13:20-13:40 | S-1 特別講演 A会場 "地球温暖化防止と経済発展" 国立環境研究所 社会環境システム研究領域長 森田恒幸 |
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13:40-14:00 | ||||
14:00-14:20 | ||||
14:20-14:40 | 休 憩 | |||
14:40-15:00 | A-2 ITと環境(2) ITの社会影響 |
B-1 環境と材料(2) リサイクル技術 |
C-1 ライフサイクル シミュレーション(2) |
D-2 循環型社会の設計 |
15:00-15:20 | ||||
15:20-15:40 | ||||
15:40-16:00 | 休 憩 | |||
16:00-16:20 | B-2 環境と材料(3) 新素材 |
パネルディスカッション 「ライフサイクルシミュレーション の実用化に向けて」 |
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16:20-16:40 | ||||
16:40-17:00 | ||||
17:00-17:20 | ||||
17:20-17:40 | ||||
17:40-18:00 |
第2日目 12月6日(金)
A会場 みらいCANホール |
B会場 第2会議室 |
C会場 第1会議室 |
D会場 イノベーションホール |
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10:00-10:20 | A-3 エコデザイン推進機構 オーガナイズドセッション 社会・企業のエコデザインを支える評価指標(1) 各社の環境経営指標 |
B-3 生活密着型環境対応 |
C-2 環境調和型設計技術(1) 設計評価 |
D-3 インバース・ マニュファクチャリング(1) 迅速循環 |
10:20-10:40 | ||||
10:40-11:00 | ||||
11:00-11:20 | ||||
11:20-11:30 | 休憩 | |||
11:30-11:50 | S-2 特別講演 A会場 "環境問題は企業変革の宝庫" -なぜ、富士ゼロックスは環境問題に真っ先に取り組んだか- 富士ゼロックス株式会社 相談役 宮原 明 |
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11:50-12:10 | ||||
12:10-12:30 | ||||
12:30-12:50 | 昼食 | |||
12:50-13:10 | ||||
13:10-13:30 | ||||
13:30-13:50 | A-3 社会・企業のエコデザインを支える評価指標(2) 各社の環境経営指標 |
B-4 環境対応実装技術(1) 鉛フリーIMSプロジェクト |
C-3 環境調和型設計技術(2) 設計方法論 |
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13:50-14:10 | ||||
14:10-14:30 | D-4 インバース・ マニュファクチャリング(2) 循環を実現するための評価 |
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14:30-14:50 | ||||
14:50-15:10 | 休憩 | |||
15:10-15:30 | A-4 社会・企業のエコデザインを支える評価指標(3) LCD指標の体系化(学術会議) パネル ディスカッション |
休憩 | 休憩 | |
15:30-15:50 | B-5 環境対応実装技術(2) 接合と基板 |
C-4 環境調和型設計技術(3) エコ製品 |
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15:50-16:10 | 休憩 | |||
16:10-16:30 | D-5 廃棄物の環境・経済分析 |
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16:30-16:50 | ||||
16:50-17:10 | ||||
17:20-17:50 | クロージングセッション "エコデザインの将来へ向けて" 古川 勇二 (東京都立大学、エコデザイン学会連合運営協議会委員長) |
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18:00〜 | 交流会 |
■ 交流会
12月6日(金)18:00-19:30 日本科学未来館
参加費:3,000円 (参加費には含まれません。当日会場にてお支払いください。)
■ 参加費(論文集含む)
会員* | 事前登録 (11月20日(水)までの申込み) |
12,000円 |
当日 | 15,000円 | |
非会員 | 18,000円 | |
学生 | 5,000円 |
*エコデザイン学会連合に参加する学会・団体の会員
■ 参加申込要領
シンポジウム事前参加申し込みは、終了いたしました。
当日参加登録も行いますので、直接会場の受付までおいでください。
■ 会場までのアクセス
●電車
新交通ゆりかもめ (新橋駅〜有明駅)
「船の科学館駅」下車、徒歩約 5分
「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線 (新木場駅〜天王洲アイル駅)
「東京テレポート駅」下車、徒歩15分
●路線バス
JR浜松町駅、品川駅、大井町駅より路線バスがあります。
●船
水上バス(日の出桟橋〜船の科学館) 約40分 「船の科学館」下船
■ お問い合わせ
NPOエコデザイン推進機構
エコデザイン2002ジャパンシンポジウム事務局 中村一彦
email knakamura@ecodenet.com