エコデザイン学会連合/NPOエコデザイン推進機構特
別講演会 (第20回)
「小型家電リサイクルの行方と解体設計、リユースシステムの役割」
- 日時:2013年6月18日 15:00-18:40
場所:東京大学工学部11号館大講堂 (こちらを参照)
参加費
エコデザイン学会連合加盟団体会員:2,000円/非会員:3,000円
学生(社会人を除く):無料
スコープ
- この4月から小型家電リサイクル制度が動き出した。この小型家電リサイクル制度は、小型家電の中に集約された我が国に必須の希少
金属資源を有効に循環利用する意図で準備されてきたものである。しかし、この制度がうまく動くには多くの解決すべき問題も山積している。特にコストの問題
は大きく、安易な経済効率性の追求をゆるせば、当初の意図に反して海外への循環資源の流失のみならず海外での電子廃棄物(E-waste)問題深刻化の一
因ともなりかねない。そこで求められるのが、リサイクルを製品のライフサイクル管理としてすすめることであり、製造における解体設計、使用後のリユースシ
ステムの構築などが需要な要素となる。
本講演会では、小型家電リサイクルを国際的なマテリア・廃棄物フローの中でとらえつつ、リサイクルシステムを単なる廃棄物の減量や有価物の再素材商品化と
してとらえるのではなく、製品のライフサイクル管理という製品エコデザインの課題としてとらえ、そのための解体設計技術、リユースシステムに光を当てる。
講演会プログラム
司会 増井慶次郎
15:00-15:05 主催者挨拶
15:05-15:20 循環型社会の形成に向けて~小型家電リサイクル法を中心として~
15:20-15:35 小型家電リサイクルへの期待とそれを支える技術的取組例
15:35-16:15 使用済み電子・電気機器の海外輸出の現状
- 国立環境研究所 吉田 綾 主任研究員
(所属学会 環境経済・政策学会)
16:15-16:55 “Mottainai”に基づく小型家電リサイクルの挑戦と課題
- 物材機構 原田 幸明 特命研究員
(所属学会: 日本鉄鋼協会、日本金属学会、日本LCA学会)
休憩
17:00-17:40 「リユース、リサイクルを志向した製品設計の到達点と課題」
- 大阪大学 梅田 靖 教授
(所属学会 日本機械学会、日本LCA学会、精密工学会)
17:40-18:20 「リユースを基調とした循環型生産の展開」
- 早稲田大学 髙田 祥三 教授
(所属学会 精密工学会)
18:20-18:30 クロージング:EcoDesign2015に向けて
- (独)産業技術総合研究所 増井 慶次郎 グループ長
(所属学会(社)日本機械学会)
お申し込み
- エコデザイン学会連合事務局 NPOエコデザイン推進機構
ご参加ご希望の方は、タイトルを特別講演会(20 回)参加とし、姓・名・ふりがな・所属機関・部署・役職・郵便番号・住所・電話番号・FAX 番号・E-mail アドレス・会員種別を、secretariat[at]ecodenet.comへ送って下さい。
(連絡先メールアドレスの[at]を@に直して、メール送信して下さい)