スコープ
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「EcoDesign 2005: 第4回環境調和型設計とインバース・マニュファクチャリングに関する国際シンポジウム」を
2005年12月12日〜14日に東京で開催致します。このシンポジウムは我が国のエコデザイン学会連合が主催するもので、副題の“Going Green”は、
米国のIEEE International Symposium on Electronics and the Environment、欧州のCARE/Electronics Goes Green、および我が国のEcoDesign
シンポジウムが共通で使用しているものです。前回のEcoDesign 2003は、欧州、米国、アジア諸国から300名以上の参加者、180件以上の講演を集め
盛会のうちに終了しました。
EcoDesignの新しいステージ
EcoDesignは、環境調和型の社会システム,ビジネス、サービス、製品の開発と展開を通じて持続可能な社会の構築を
目指すものです。EcoDesignは様々な国の法制度などにより強力に推進されつつありますが、一方で製品・サービスシステム、サービス化に代表される
ような革新的な環境調和ビジネスはいまだ期待されたほどには広がりを見せていません。この状況を一歩進めるためには、俯瞰的な視点からの問題把握と
明確な戦略の下で種々の要素技術を調和させることが必要となります。EcoDesign 2005では、環境調和型設計、実現化技術、ビジネス、社会システム、
インフラストラクチャー、ライフサイクル・マネジメントなどのトピックスを包含しています。
特に今回のシンポジウムでは二つの特別テーマ、「社会システムのエコデザイン」と「アジアにおけるエコデザイン」に
焦点を当てます。前者は、これまでの種々のエコデザインの活動にも関わらず依然として地球環境問題は悪化しているという我々の認識によります。
そのため、個々のエコデザインの活動に加えて、様々なエコデザイン行動を持続可能な社会システムの設計に向けて統合化することが必要と考えます。
「アジアにおけるエコデザイン」は、アジアにおける急速な工業化、市場の拡大、生活水準の向上が持続可能性のための「かなめ」になりつつあり、
そのためエコデザインの大きな課題になっているということから選びました。
EcoDesign2005では、ここに挙げたトピックスの四つの側面、すなわち、実践、理論研究、戦略、実現化技術に関連する
講演を広く募集します。技術的視点のみならず、社会的、法的、経済的、文化的視点からの講演を歓迎致します。EcoDesign 2005において、様々な国々の
様々な分野の参加者が、これら四つの側面をつなげてゆくような議論と情報交換を行う場を提供したいと考えておりますので、奮って講演をお申し込みください。